研究室にOculusRiftDK2が届いた
僕の所属している研究室では主にVR系の研究を行っています.
HMD系の研究についても関わっているため,DK2もなかなかホットな事柄であります.注目度は高いですね.
そんな時,研究室のOBの方からOculusRiftDK2を貸して頂けるという話を聞き,研究室に届きましたので,まずはその導入記事です.
本来は研究室HPに書くべきではあるのですが,訳あってこちらに書いています.
貸して頂いた @izm (Twitter)さんありがとうございました.この場をお借りしてお礼申し上げます.
開封しています.(外装)
簡素なパッケージですね.(DKなのでそこはね・・・)
DK2の特徴として
解像度の向上(FullHD)
水平スキャンによる描画
有機ELの採用
ディスプレイが75Hzでの動作
ジャイロセンサと赤外線トラッキングによる位置,姿勢制御
こんなところでしょうか.研究室としてはリフレッシュレートの向上による残像感とポジショントラッキングの精度,ジャイロの性能向上と有機ELの組み合わせによる遅延の量について気になるところではあります.(それは追々...
DK1では,ssdを2枚重ねた位のコントロールボックスが外に出ていたのですが,DK2では本体に統合されずいぶんとスッキリしました.
中には,
本体
レンズセット
ポジショントラッキング用カメラ
ACアダプタ
カメラ用USBケーブル
カメラ同期用ケーブル
DVI→HMDI変換アダプタ
が入っていました.アダプタやACアダプタの形状変換プラグなども付属していてかなり親切です.
DK2本体です.DK1よりもデザインが丸くなりより洗練されています.
コントロールボックスは廃止され,カメラなどの端子接続用の小さなボックスだけが残っています.
赤外線ポジショントラッキング用のカメラです.赤外線フィルタの銀色がまぶしいですね!!
説明書です.英語ですが図解で説明が付いているため設置等で迷うことはなかったです.
今回使用したPCです.DK2では解像度がFullHDになった事,リフレッシュレートが75Hzになった事から,かなりのスペックが要求されます.
PCスペックは
CPU:Corei7 3540M
Mem:8GB
GPU:QuadroK2000M
OS:Windows7 Pro 64bit
を使用しました.
PC上での設定ですが,主に
を参考にしながら設定を行いました.
僕が導入した時は,Oculus Serviceが起動していないことによって認識しないという事でハマっていたのですが,最近のVersion(2014/9/4更新のv0.4.2)では解消されているようです.
Demoを起動し見てみましたので,次記事でその感想とか感じたことを書こうと思います.